心理学勉強法:地図を描くように学ぶ
Mariia Vabulnik
2023/9/11

心理学の世界にに引き込まれ、カウンセラーの道を志す方々、今日は初心者向けの内容をお届けします。
モティベーションが満タンで、勉強に取り組組む決意も固まったところで…「一体どこから始めたらいいのだろう?」と首をかしげることはありませんか?
心理職を目指す人は選択肢として、心理学部への編入、もしくは学院への進学がありますが、どちらの場合にも受験する必要があります。 そこで、受験対策の本や参考書を見ると、「うわ、これ全部頭に詰め込まなきゃいけないの?」と圧倒されることでしょう。
そこでこの記事では、試験の範囲を効率よくカバーするためのヒントをお伝えします。 近道というものはもちろんありませんし、それを探している人は大抵失敗します(成功する人も稀にいますがおすすめしません)。 しかし、遠回りも避けたいですよね。 人生は楽しいこといっぱいありますし、勉強に捧げるわけにいきません。 バランス良い生活を送るには、***「効率よく」***勉強することがポイントになります。
「全体から部分へ」の視点です。まずは全体像を把握しましょう。
参考書の心理学用語を勉強すれば、それはそれで面白いことは確かですし、きっと将来的にも役に立つでしょうが、 もしも受験を視野に置いているのであれば、何が重要で、わずか1年間にどの範囲まで進むべきかを考えることが大切です。ただ漫然と勉強していても、全体像も辿り着くポイントが見えないままでは、せっかくぶんぶん高まったモチベーションがどこか飛んでいってしまう。新しい分野に足を踏み入れるときには、これはよくあることです。 これは非常に非常~にもったいないことですね。
要するに、まずは「地図」を見ることが重要です。たとえば、「ロケ地」をひとつずつ勉強していくにしても、それが「地図」のとこら辺に位置するか、どんなものに囲まれているかをイメージできているかにかかっています。それによってモチベーションに大きな差が付きます。
それでは、心理学の「地図」、つまり全体像をつかみたい人に、おすすめの本ランキングを紹介しましょう:
- 『ビジュアル図解 心理学』 植木理恵著 ー イラストや図を多用して心理学の概念を視覚的に理解しやすくした入門書。視覚的な学習を好む方におすすめです。
- 『心理学はじめの一歩』 藤本勝次著 ー 心理学の基礎から応用まで広範にカバーした入門書。初心者向けの教材としてとてもいいです。
- 『心理学入門 ウィリアム・ジェームズから現代へ』 山内志朗 ー 心理学の歴史的な背景を理解するのに役立つ。
- 『心理学が面白いほどわかる本』 中島かずき著 — 心理学のトピックを面白く解説し、初心者にもわかりやすく紹介しています。
- 『夜と霧』 ヴィクトール・E・フランクル著、寺田寅彦訳 ー フランクルがナチス強制収容所での体験をもとにした作品で、人間の生きる意味と心理学の洞察を提供します。受験対策には直接関係がないかもしれませんが、面接や口頭試験を受ける際役立つでしょう!

(他にもおすすめの本があれば、どんどん教えてくださいね!)
注意:これらの本を全て読む必要は全くありませんので、安心してください。目的は「心理学とは何か?」という全体像をつかむことです!
いかがでしょうか?頭の中に「地図」が何となくできましたか?
全体像をざっくり把握できたら、今度は参考書の出番です。 個々の心理学用語について詳細に調べて覚えていきましょう。 ただし、ただ単に頭に詰め込むだけだとまたよくないので、理解することが大切です。 勉強した内容をもとに、自分自身のオリジナルノートにまとめると、さらに定着しやすくなります。 そしてできれば、大手の予備校が出版している参考書を使用することがおすすめです。
重要な心理学用語をしっかり理解し、知識が増えてきたら、改めて「部分から全体へ」 と焦点を転換てみましょう。
要するに、全体からスタートし、次に詳細について学び、最後に全体に戻るというの戦略がおすすめです。これが心理学をマスターする秘訣かもしれません。 さあ、人間の心の世界に潜ってみましょう!